コーヒーの王様ブルーマウンテンはどこ産?特徴や味わいも解説!

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コーヒーの王様ブルーマウンテンはどこ産?特徴や味わいも解説!

ブルーマウンテンといえば、誰もが必ず一度は耳にしたことのあるコーヒーの王様です。

高級で、少し贅沢なコーヒーというイメージだけど

なぜそんなに人気なの?

どんな味なの?

よくわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、王道ブルーマウンテンコーヒーの秘密を探っていきます!

この記事でわかること
  • ジャマイカのブルーマウンテン山脈の一部で栽培されたコーヒー豆をブルーマウンテンコーヒーという
  • 総輸出量の約8割が日本
  • 味わいはバランスが良く、香りが高い
  • ブラックで飲むのがおすすめ
目次

コーヒーの王様ブルーマウンテンコーヒーの特徴とは

ブルーマウンテンは、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の一部のエリアで栽培されたコーヒー豆を指します。

非常に香りが高く、繊細な酸味と落ち着いたコクがあることで知られており、日本で莫大な人気を誇っています。

ジャマイカのコーヒーの中でも、ブルーマウンテンは特に国が力を入れて管理しており、徹底した品質が保たれています。

ブルーマウンテンコーヒーが日本で好まれる訳

ブルーマウンテンの総輸出量の約80%が、実はここ日本に送られています。

一時期はあまりの人気に、ブルーマウンテンが少量混ざっただけのブレンドや、偽物なども出回ったほど。

こんなにも人気の理由は、ブルーマウンテンがもつブランド力はもちろんですが、当時の日本人好みの味だったことも挙げられます。



今でこそ、サードウェーブ系のコーヒー屋さんやスペシャリティーコーヒーの店が増え、浅煎りのコーヒーの人気も上がってきましたが、少し前まではやはりしっかりとしたボディ感のあるダークローストや、バランスの良いミディアムローストが主流でした。

ブルーマウンテンは香りが非常によく贅沢な気分を味わえる一方で、全体のバランスがとても良く、チョコレートのような甘みとコクも兼ね備えています。

そのようなバランスの良さにプラスで芳醇な香りや希少性などが組み合わさり、贅沢なコーヒーの王道としての地位を日本で築いていったと考えられます。

ブルーマウンテンコーヒーの歴史とは

ブルーマウンテンコーヒーの歴史とは

ジャマイカのコーヒーの歴史は、1728年まで遡ります。

当時、イギリスの植民地であったジャマイカに、総督ニコラス・ローズ卿がコーヒーの苗を輸入しました。

そのコーヒーの木はブルーマウンテン山脈に植えられ、コーヒーの豆の栽培が急速に発展していったと言われています。



その後、ジャマイカでは1948年にジャマイカコーヒーの品質維持と向上を目的として、コーヒー産業公社(CIB)が設立されます。

現在は、このコーヒー産業公社が中心となって、ブルーマウンテンをはじめとしたジャマイカコーヒーの品質管理や格付け、ブランド化に取り組んでいます。

ブルーマウンテンコーヒーの生産地や栽培環境について

ブルーマウンテンコーヒーの生産地や栽培環境について

厳密にはブルーマウンテン山脈の中でも、標高800〜1200mの一部のエリアで栽培されているものだけが「ブルーマウンテン」と名乗ることを許されています。

このエリアはブルーマウンテンエリアと呼ばれ、その標高の高さから昼夜の寒暖差が激しいのが特徴です。

また、このエリアは土壌がとても豊かで、急斜面なため水はけが良く、コーヒー栽培にとても適した土地となっています。



そして、急斜面であることから、機械を利用した収穫が難しく、全てハンドピッキング、つまり一粒一粒手で収穫されています。

加えて、ブルーマウンテンエリアはこの山脈の名前の由来とも言われている青みがかった霧が頻繁に発生することでも知られています。

この霧が土壌の表面を覆うことで、適度に水分が行き渡り、コーヒーの豊かな成長をサポートしています。

ブルーマウンテンコーヒーの等級について

ブルーマウンテンコーヒーの等級について

ブルーマウンテンコーヒーの等級は、スクリーンサイズ(コーヒー豆の大きさ)と欠点豆の数によって格付けされます。

グレードは

  • No1
  • No2
  • No3
  • セレクト
  • ピーベリー

という5段階に分けられています。

No1〜セレクトまでは、順当にスクリーンサイズと欠点豆の数でランクが決まっていきます。



ピーベリーはこの格付けの方法からは少し外れて、ピーベリーという特別な豆だけを集めたものになります。

本来、コーヒー豆は一つのコーヒーの実の中に二つ寄り添うようにして入っていますが、ピーベリーは豆が二つに別れずに一つの丸い豆になっているものをさします。

本来であれば二つに別れるはずだった栄養が一つに凝縮されていることから、甘みやコクがより強く感じられると言われています。

ピーベリーは全体の中でも数%〜多くても20%ほどしか収穫されず稀少性が高いため、人気のある豆となっています。

ブルーマウンテンコーヒーの味わいとは

ブルーマウンテンコーヒーの味わいとは

ブルーマウンテンは、日本では「コーヒーの王様」や「黄金バランスのコーヒー」と呼ばれるほど、バランスが良く、香りが高いのが特徴です。

シトラス系の爽やかな酸味がほのかにある一方で、まろやかなコクと深みがあります。



この酸味と苦味の調和が、ブルーマウンテンの人気の理由とも言えます。

どっしりと重たいというよりは、さっぱりとした口当たりで飲みやすく、その特徴とも呼ばれる芳醇な香りは飲み終わった後もしっかりと余韻が口の中に残るほどです。

ブルーマウンテンコーヒーのおいしい飲み方!

ブルーマウンテンは、やはりその一番の魅力とも言われる香りを楽しむためにも、ミルクを加えずにブラックで飲むのがおすすめです。

何も加えずに飲むと、その飲みやすさはもちろん、他のコーヒーとの香りと味わいの違いをしっかりと感じることができます。



定番はドリップコーヒーで飲むのがおすすめですが、アイスコーヒーやエスプレッソでもそのクオリティーの違いを楽しめるはずです。

ミルクとの相性が悪い訳ではないので、どうしてもミルクを入れたい場合は、最初はブラックで楽しんで途中からミルクを入れてみましょう。

ブルーマウンテンコーヒーの値段は?

ブルーマウンテンコーヒーの値段は?

ブルーマウンテンコーヒーの値段はものによってかなり差がありますが、平均は100gで1500〜3000円程のものが多いです。

それより安い場合は、ブルーマウンテンと他の豆を混ぜたブレンドであることがほとんどで、場合によってはブルーマウンテンの良さが感じられにくいこともあるので、注意が必要です。

また、同じブルーマウンテンでも等級が高いものや、稀少豆であるピーベリーなどはもっと値段が高い場合もあります。

ブルーマウンテンコーヒーは通販でも買える!おすすめ3選!

ブルーマウンテンコーヒーは身近なところだとカルディや、STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOなどで購入が可能です。

また、現在はオンラインでも、いろいろなお店からブルーマウンテンが販売されております。

信州珈琲 ブルーマウンテン コーヒーギフト 中挽(粉)

信州珈琲 ブルーマウンテン コーヒーギフト 中挽(粉)

こちらはギフトにも最適な、ブルーマウンテンと信州珈琲のオリジナルブレンドがセットになっている商品です。

ブルーマウンテンは格付けでは最高ランクのNo.1が入っているので、初めてブルーマウンテンを飲む方や、贈り物に最適です。

澤井珈琲 コーヒー 専門店 ブルーマウンテンNo.1 ギフト セット 【 豆のまま 】

こちらはブルーマウンテンを2種類の異なる焙煎度合いで楽しめるお得なセットです。

バランスの取れた軽い口当たりのミディアムロースト(中煎り)と、コクと香ばしさが楽しめるハイロースト(中深煎り)のセットになっています。



ふたつを飲み比べて、ぜひその違いを楽しんでみてください。

可愛いキャニスターに100gずつ入っているので、こちらもギフトにおすすめです。

茜珈琲 ブルーマウンテン NO.1 200g

こちらはブルーマウンテンのNo.1が200gでパックになっているものです。

自宅用のシンプルなパッケージなので、他のブルーマウンテンに比べると比較的お手頃な価格になっています。

自分用に初めて買ってみる、という方におすすめです。

コーヒーの王様ブルーマウンテンコーヒーの香りを楽しもう!

ブルーマウンテンコーヒーの魅力と人気の理由は、やはりその芳醇な香りと絶妙にバランスが取れた味わいであることがわかりました。

自宅用だと、比較的手頃な値段のものも多いので、なんとなく知っているけど飲んだことないな、という人はこの機会にぜひ試してみてください。

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