少しゆっくりしたいけど、カフェと喫茶店どちらに行こう。
なんとなく
カフェは今どきで、オシャレな印象。
喫茶店はレトロで味がある印象。
そんな印象の違いがあるのではないでしょうか?
カフェと喫茶店は法律でもしっかりと区別されているのです。
今回は珈琲の専門家である私たちとみー珈琲がカフェと喫茶店の違いや歴史について解説していきます。
カフェと喫茶店の違い
早速カフェと喫茶店の違いについて解説していきます。
ずばり、営業の許可の違いです。
食品衛生法という法律によって区分されています。
カフェは飲食店許可営業、喫茶店は喫茶店許可営業を受けています。
違いを表にまとめました。
カフェ(飲食店許可営業) | 喫茶店(喫茶店許可営業) | |
---|---|---|
定義 | 食品を調理、又は施設を設けて客に飲食させる営業 | 酒類以外の飲み物、又は茶菓を客に飲食させる営業 |
提供できる飲食物 | 制限なし | アルコールの提供は禁止、食べ物は加熱調理などの簡単なもの(トースト、クッキーなど) |
カフェと喫茶店の歴史
カフェと喫茶店、歴史に関してもそれぞれ違いがあります。
雰囲気や名前から考えて喫茶店のほうが昔からあるように思えますが、実はカフェのほうが先にできたんです。
それでは一番初め、コーヒーが日本にやってくるところから歴史を振り返っていきましょう。
コーヒーの普及と可否茶館
日本でコーヒー豆の輸入が始まったのは1858年。
しかし、当時は特級階級の人しか飲むことができませんでした。
一般人がコーヒーを飲むようになったのは30年もあとの1888年。
この年には日本で初めてコーヒーの提供を始めたお店『可否茶館』が東京の上野で開店しました。
可否茶館は西洋風の建物にビリヤードやトランプなどの娯楽品や、国内外の書籍、シャワールームや化粧室が備えられ
「コーヒーを飲みながら知識を広げ、交流をする場」
として運営されていましたが、当時の日本では受け入れられず、1892年に閉店します。
カフェの誕生
1911年に日本で初めてのカフェである『カフェー・プランタン』が誕生します。
カフェー・プランタンでは当時はまだ珍しかったグラタンやソーセージなどの洋食、コーヒーや洋酒が提供されました。
その後、銀座を中心としてカフェーの系列店が次々に開業します。
喫茶店の誕生
カフェーの形はどんどん多様になり、現代でいうキャバレーやバーのような形態のお店も現れました。
遂には、1929年に取締令がだされて、カフェーは激減。
逆にコーヒーや軽食を提供するお店が喫茶店と呼ばれ急増します。
家での時間も充実させる
カフェと喫茶店はどちらも違った雰囲気や歴史があり、好みが分かれますよね。
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