コロンビアコーヒーの特徴や飲み方とは!エメラルドマウンテンで有名

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コロンビアコーヒーの特徴や飲み方とは!エメラルドマウンテンで有名

コーヒーといえば、ブラジル…?グアテマラ…?どこの国を思い浮かべますか?

実は、コーヒー生産量が世界3位とコーヒー大国であるのがコロンビア。

日本ではおなじみのエメラルドマウンテンも実はコロンビアのコーヒーです。

その飲みやすさはもちろん、コクのある甘みと柔らかい酸味で人気が出ています。

目次

コロンビアコーヒーの特徴

コロンビアのコーヒーはその質の良さはもちろん、バランスの取れたコクと酸味からブレンドのベースとなることも多い豆です。

現在では、スペシャリティコーヒー向けに品質の高い豆も増えています。

青リンゴやシトラスを思わせるような爽やかな酸味と軽い口当たりで人気です。

そもそもコロンビア共和国ってどんなところ?

南アフリカ大陸の北側に位置するコロンビア共和国。

同じくコーヒー大国であるブラジルと隣接しており、いわゆる赤道直下のコーヒーベルトの中心にあります。

かつてはスペインの植民地であったことから公用語はスペイン語。

コーヒー以外にもバラやサトウキビの栽培でも知られています。

日本でも有名なエメラルドマウンテン

エメラルドマウンテンは、コロンビアのコーヒーの中でも「コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)」の厳しい品質試験に合格した豆だけに与えられる称号です。

全体の上位3%にも満たない割合と言われています。

コロンビアはエメラルドの採掘でも非常に有名です。

エメラルドのように貴重で希少価値の高い豆という意味でエメラルドマウンテンと呼ばれています。

コロンビアコーヒーの歴史

コロンビアのコーヒー栽培は1730年代に当時の宣教師により、キリスト教修道院にコーヒーの木が植えられたのが始まりとされています。

その後、コロンビア各地のキリスト教関連施設を通してコーヒーの栽培が伝えられて行きました。

1927年には、その品質の維持と向上のため「コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)」が設立。

現在はこのFNCを中心にコロンビアコーヒーの評価や管理が徹底され、クオリティーが維持されています。

コロンビアコーヒーの栽培環境について

コロンビアにはアンデス山脈が通っており、コロンビアコーヒーは主にこのアンデス山脈に沿ったエリアで栽培が行われています。

小規模農家が多く、山脈地帯のため機械が使えない場所もあり、収穫のほとんどを丁寧にハンドピックで行なっているのも特徴です。

標高は900〜2300mとエリアによってだいぶ差があるものの、ほとんどの地域を通して昼夜の寒暖差が激しく、火山灰を含んだ肥沃な土地が広がっています。

乾季と雨季があり、多くの降水量が望めることから気候的にも優位な条件が揃っています。

コーヒートライアングル

コロンビアの中でも、中部エリアに位置する

  • カルダス
  • キンディオ
  • リサラルダ

の3つのエリアは「コーヒートライアングル」と呼ばれます。

コロンビア全体のコーヒー生産量の大半をコーヒートライアングルが占めているんです。

コロンビアの中でも特に土地が肥沃で、年に2回もコーヒーの実の収穫が可能であることが大きな背景となっています。

コロンビアコーヒーの等級について

コロンビアコーヒーの格付けは、FNCによって厳格に管理されています。

等級はスクリーンサイズ(豆の粒のサイズ)によって決められます。

スクリーンサイズが17以上の最高ランクは「スプレモ」

14以上は「エキセルソ」と呼ばれています。

コロンビアコーヒーの格付けで特徴的なのは、スクリーンサイズが13以下の豆は輸出されず国内で消費されるという点です。

輸出されているコロンビアのコーヒーは、一定以上の品質が保証されているということになります。

厳しい基準をクリアしたコロンビアスプレモ

コーヒー豆 浅煎り

コロンビアスプレモはエメラルドマウンテンと並んで、コロンビアの高級銘柄と言われています。

ナッツやクリームを思わせるマイルドで香ばしいコクと、繊細なフルーツ感が特徴になります。

コロンビアコーヒーの味わいは?

コロンビアのコーヒーは全体的に苦味や酸味が少なく、バランスが良いのが特徴です。

さっぱりとしたフルーツ感がありますが、酸味は強くなく繊細で、まろやかさやコクの印象が強いものが多いです。

ナッツやチョコレートなどに例えられるような香ばしさがベースにあるので、どの豆も比較的飲みやすくなっています。

コロンビアコーヒーのおいしい飲み方

コロンビアコーヒーはそのバランスの良さとコクから、どんな飲み方でも楽しめる豆と言えます。

またミルクとの相性もよく、コロンビアの豊かなコクが全てを包み込んでくれます。

苦味のバランスも程よいので、あまり強すぎず飲みやすいけど、フルーティーさや酸味というよりは、少し落ち着いたものが飲みたいというような時におすすめです。

コロンビアコーヒーの値段は?

コロンビアコーヒーはその生産量の多さから、比較的手頃な値段で手に入れることが可能です。

エメラルドマウンテンやスプレモといった高級銘柄になると、物によってはお値段が少し張るものもありますが、味のクオリティーはお墨付きですので、機会があればぜひ試してみてください。

コロンビアコーヒーは通販でも買える!おすすめをご紹介!

コロンビアの豆は、コーヒー豆を販売している店であれば比較的どこでもお取り扱いがあるかと思います。

もちろん、通販での品揃えも豊富です。

コロンビアの宝石と言われる最高級品「エトナコーヒー エメラルドマウンテン」

出典;エトナコーヒー公式サイト

エメラルドマウンテンはコロンビアコーヒーの中でも特に香りが高く、深い甘みとコクがあると言われています。

また、柑橘系のフルーティーな酸味が、深い味わいをより引き立ててくれる極上品です。

コロンビアコーヒーの底力を試してみたい人におすすめです。

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全体的に美しい調和のとれた味わい「コロンビアスプレモ グルマンズコーヒー」

出典:ide cafe公式サイト

コロンビアコーヒーの中でも最高ランクのスプレモを獲得したコーヒーです。

香りと甘み、コクと酸味が全て調和しており非常にバランスが良く飲みやすい仕上がりのコーヒーです。

初めてコロンビアコーヒーを試してみたいという人はぜひ!

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至高のコロンビアマイルド「辻本珈琲コロンビア サントゥアリオ農園 」

出典:辻本珈琲公式サイト

こちらは少し特殊な精製方法で、ウォッシュド ファーメンテッドというプロセスで精製されています。

コーヒーを摘んだ後に、実をつけた状態のまま嫌気性発酵(無酸素状態で発酵させること)を行い、その後、周りの実を除去するという非常に珍しい精製方法です。

この精製方法を行うことで、コロンビアコーヒーのもつコクと香ばしさを活かしつつ、ダークチェリーを思わせるような深い甘みとフレッシュなフルーツ感がある豆に仕上がっています。

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コロンビアコーヒーを飲み比べてみよう!

一口にコロンビアコーヒーといっても、グレードや栽培地域、精製方法などによって、香りや味は様々です。

最高ランクのスプレモやエメラルドマウンテンはもちろん、基本的には飲みやすいコーヒーが多いので、ぜひ飲み比べてお気に入りを見つけてみてください。

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