エスプレッソとドリップコーヒー。
カフェで見かけることはあるけど何が違うのかわからない。
同じコーヒーなのになんで名前が違うの?
そんな疑問ありますよね。
今回はエスプレッソとドリップコーヒーの違いを解説していきます。
それぞれの特徴や、おすすめできる人もご紹介!
エスプレッソとドリップコーヒーの違いとは!答えは抽出方法
エスプレッソとドリップコーヒーの違いは抽出方法と、その結果生じてくる量と味になります。
エスプレッソは濃縮されていることから、ミルクやシロップによるアレンジや、アイスクリームにエスプレッソをかけたアフォガートなど様々な楽しみ方が可能であるという利点があります。
一方でドリップコーヒーは気軽に自宅でも楽しめます。
近頃人気が出てきた浅煎りのコーヒーや、さっぱりとしたブラックコーヒーが飲みたい時にはありがたい存在です。
それぞれの違いがわかったところで、エスプレッソとドリップコーヒーのそれぞれの特徴をもっと詳しく説明していきます。
違いを理解して、自分好みのコーヒーはどちらなのか確認してみましょう!
エスプレッソの特徴
エスプレッソはエスプレッソマシーンという機械を使用して、コーヒーに圧力を加えながら短時間で抽出を行います。
少ないお湯の量に対してコーヒーの旨味がぎゅっと濃縮されているため、しっかりと濃厚な味わいを楽しむことができます。
また抽出量も小さなカップに半分程度とかなり少量になります。
エスプレッソの味わい
「エスプレッソ=苦い」というイメージを抱いている人も多いかと思いますが、きちんと抽出されたエスプレッソは程よい苦味の奥にコーヒー本来が持つ甘みや旨味を感じることができます。
エスプレッソはいわばコーヒーのエキスをぎゅっと絞りだしたもの。
ミルクをたくさん入れても本来のコーヒーの味が消えてしまうことがなく、クリーミーで程よいバランスを保つことができます。
ドリップコーヒーの特徴
ドリップコーヒーはドリッパーとフィルターを使い、お湯を少しずつ注ぎながらじっくり時間をかけて抽出します。
コーヒーと水(お湯)の割合がエスプレッソの場合は1:2程なのに対して、ドリップコーヒーは1:15程になるため、全体的にコクは残しつつも飲みやすいさっぱりとした口当たりになります。
味わい
ドリップコーヒーの味わいは、使う豆の種類や焙煎度合いによって大きく左右されます。
またフィルターの材質によっても味わいがかなり変わってきます。
ペーパーフィルターを使用する場合は、紙がコーヒー豆の細かい微粉やオイルを吸収するため、すっきりさっぱりとした味わいを楽しむことができます。
逆に金属フィルターや布製のフィルターを使用した場合は、コーヒーのオイルまでしっかりと抽出することができるので、まったりとコクのある味わいになります。
エスプレッソがおすすめの人
エスプレッソは少量でしっかりと濃いことから、発祥の地イタリアでは朝や仕事の合間などにさっと飲むスタイルが主流です。
時間のない人や、しっかりと濃いコーヒーが好きな人、またミルクを加えたアレンジなどが好きな人におすすめです。
ドリップコーヒーがおすすめの人
ドリップコーヒーはブラックのコーヒーをじっくりと時間をかけながら楽しみたい人におすすめです。
ドリップコーヒーの特徴として、きちんと抽出されたドリップコーヒーは時間が経って温度が下がっても美味しさが損なわれないということが挙げられます。
時間経過により味の変化を楽しんだり、豆や焙煎度合いによる味の違いや飲み比べを楽しみたい方にはドリップコーヒーは最適です。
まとめ
エスプレッソとドリップコーヒーは全く別のものであり、かつ好みがかなり分かれるものでもあります。
日本では昔はドリップコーヒーが主流でしたが、今はエスプレッソベースのコーヒーも人気があります。
違いを理解した上で、自分の好みのコーヒーを探してみてください。