コーヒーメーカーを買いたいけど、色々なことが書いてあって何が何だかわからないという方も多いと思います。
今回は売れ筋モデルを元に違いを解説していきます!
ぜひコーヒーメーカ選びの参考にしてください。
生産性重視かこだわりか
美味しいコーヒーが飲みたいというのは共通していると思います。
その中で、とにかく簡単にお手入れなしで使いたいという生産性重視型の方。
コーヒーがとても好きで色々試しながら突き詰めて楽しみたいというこだわり派の方に分かれるでしょう。
コーヒーメーカーを選ぶ上でこの両立が結構難しくて悩みどこになることが多いです。
どういう風に考えてコーヒーメーカーを選ぶといいかというポイントを商品紹介の中で解説しながら、最終的には生産性とこだわり派の両方を満たすような人類の到達点とも言えるようなコーヒーメーカーも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
【おすすめコーヒーメーカー1】カプセル式ドルチェグストMD9747S
Amazonのカスタマー評価星
4.2
1万1700円
まず最初に紹介するのが手間を極限まで省きたいという方が行き着くコーヒーメーカー。
カプセル式コーヒーメーカーのネスレドルチェグストです。
カプセル式のコーヒーメーカーには他にもネスプレッソとかUCCとかキューリグといったメーカーがあります。
カプセル式の特徴
カプセルの種類の多さや本体価格の安さなどの理由で不動の地位に君臨しているのがネスレドルチェグスト。
カプセル式の最大の売りはやはり圧倒的に手間がかからない構造です。
お手入れの必要性が基本的にゼロ。
説明書には毎回のお手入れ部品として給水タンクの洗浄と書いてはいますが、消費者感覚としてはそう簡単に汚れるわけではないので毎回の掃除自体は必要ないと思います。
味
味に関しては香りから味までお店で出てくるコーヒーのようです。
自宅でこのクオリティが再現でできるのに驚きです。
正直この後で紹介するコーヒーメーカーもいくつかあるんですけど、お店の味が完全再現できるという意味ではドルチェグストが圧倒的。
お店で出てくる完成された味が好きな方にすごくおすすめです。
鮮度が保たれる
カプセル式というのは引いた豆を真空パックに入れて出荷しているもので、鮮度が保たれます。
抽出してる時も部屋に結構コーヒーのいい香りが漂ってくるのでリラックス効果や独特な高揚感みたいなものも得られます。
コーヒー以外にも楽しめる
抹茶ラテなどのコーヒー以外の飲み物も楽しめるのもポイント。
他の飲み物もクオリティが高いです。
ドルチェグストに限らず今回紹介するコーヒーメーカーはメーカーごとに理想とする抽出温度があり、それが人がすぐ飲めるくらいの熱さに設定されています。
ですので、出来立てのコーヒーがタイムロスゼロで飲めます。
デメリット
ランニングコストが少し悪いというのがデメリットです。
ただこれは何と比べるのかっていう話があってスタバで飲んだらいっぱいあたり380円することを考えれば圧倒的に安いです。
実際味のクオリティは本当に高く、私は違い分からなかったのでこのあたりの判断は価値観の問題になってくると思います。
おすすめの人
- コーヒーは飲みたいけど洗い物や片付け物は極力したくない方
- 自分で味を調整するといったこだわりはあまりなくて出来合いの味が好きな方
- 抹茶エスプレッソやアイスコーヒーなど、様々な味を楽しみたいという方
口コミ
ポジティブな意見では操作が簡単で子供でもできて便利という声がありました。
ネガティブな意見としては音と振動がすごいという声が複数ありました。
マンションとかで20時以降を使用するのはちょっと躊躇するレベルの音がします。
特に振動がかなり細かいので軽めのコップだと落ちないのかと心配になったりします。
他には専用のアプリを使ってBluetooth接続できる機能があるんですが、それがよく切断されてしまうという声がありました。
【おすすめのコーヒーメーカー2】ドリップ式タイガーADC-N060K
Amazonのカスタマー評価星
4.2
参考価格5980円
2点目に紹介するのはドリップ式のコーヒーメーカーです。
ドリップ式について
先ほどのカプセル式はエスプレッソ方式といって圧力をかけることで短時間でコーヒーを抽出するという方式でした。
こちらのドリップ式は時間をかけてコーヒーを蒸らしながら落としていくという方式。
エスプレッソ式だと1分ぐらいでコーヒーを入れられますが、ドリップ式に関しては早くても3分くらいはかかります。
一度にたくさん作れることがメリットです。
しかし、5杯分一気に作ろうとすると10分ぐらいかかります。
フィルターについて
ドリップ式の特徴としてすでに豆を挽いた後の粉からコーヒーを抽出する方式になっています。
大体のコーヒーメーカーはコーヒーの抽出に使用するフィルターはオーソドックスなペーパーフィルターを採用してます。
フィルターはおよそ4種類ぐらいの方式が存在していて、入れた後の手間が一番少ないのが今回紹介しているペーパーフィルター型になります。
特徴としてはペーパーがコーヒー豆の油分はある程度吸っていくのですっきりとした味が好きな方におすすめです。
逆に油分も残ったガツンとした味のコーヒーがお好みという方はペーパーフィルター以外を選んだ方がいいでしょう。
しかし、ペーパーフィルター以外を選択すると洗い物が1個増えます。
フィルターは目が細かいので洗うのが少し大変だったりします。
ペーパーフィルターは1枚3円くらいしかしないのでメンテナンスの手間を省くという意味でもお勧めです。
メリット
サーバーが通常のガラスサーバーじゃなくてステンレスサーバーになってるので割れる心配がなくて扱いやすいです。
使ってる方の中にガラスサーバーを使ってて割ってしまい、注文交換される方が結構いらっしゃってその値段も高かったりするのでステンレスサーバーはすごくいいと思います。
デメリット
洗い物が先ほどのカプセル式と比べる少し必要になります。
ペーパーフィルターを捨てるという作業とステンレスサーバーの掃除が追加されるイメージです。
とはいえペーパーフィルターはゴミ箱に捨てるだけですし、ステンサーバーも水で注ぐだけという感覚なので想像よりはかなり楽です。
ドリップ式はちょっと時間がかるということもあるので注意が必要です。
おすすめの人
- 最大で一度に6杯まで入れられるのでご家族などで使用するという方で一度に複数杯入れたい方
- ペーパーフィルターを使用しているのですっきりとした味わいのコーヒーが好きな方
- 割れにくいステンレスサーバーを採用したコーヒーメーカーが欲しいという方
口コミ
ポジティブな意見としては作りがシンプルということやデザインがいいという声が多かったです。
あとメンテナンスに関して洗いたいところは全部外せるからいいという声もありました
ネガティブな意見としては抽出温度に関して少しぬるいかもという声がありました。
コーヒーを入れる際の抽出温度に関しては諸説あって各社80度から95度程度でメーカーごとに考えが異なるようです。
【おすすめコーヒーメーカー3】全自動ドリップ式パナソニックNC-A57-K
amazonカスタマーレビューの評価
星4.4
参考価格18,900円
パナソニックの全自動コーヒーメーカーは毎年売れ筋ナンバーワンの超ド定番のコーヒーメーカーです。
すごく美味しいコーヒーが淹れられるからというよりは、価格、機能、メンテナンスのバランスが非常に取れている点が売れてる理由だと思います。
自動洗浄機能
ミルの自動洗浄機能が優秀なところが最大の押しポイントです。
全自動コーヒーメーカーには必ず見るコーヒー豆を引くカッターのようなものが内蔵されてるんですが、この部品の手入れが結構大変。
実際ミルは簡単に水洗いできない商品が多かったりしてなかなか悩まされる部品です。
しかし、パナソニックはこのミルを自動で洗浄してくれます。
動作音が大きい
操作面に関して、今回紹介するコーヒーメーカーの中でもダントツで動作音は大きくなってます。
ミルでコーヒー豆を引くときの音がうるさいという話です。
感覚的には家庭用のミキサーを使った時と同等程度の音がします。
戸建に住んでるとかそういった方以外が夜使うのはやめておいた方がいいかなというふうに思います。
夜使わないにしても早朝7時前とかにこの音を聞かされたらちょっと嫌だという方は多そうです。
味
味に関しては出来立てのコーヒーの味そのもの。
豆の新鮮さを感じられる味でかなり飲みやすいです。
水を入れた分だけ作られるので水の量や豆の量を間違えると妙に薄かったりするということがあるので、慣れるまではちょっと注意が必要だと思います。
飲みたと思った場合に、まず水を汲んでその後にペーパーフィルターをセットしてまた豆を入れるという一連の動作が2、3分かかってしまうのでスピード感を持ってコーヒーを入れたいという方には向かないです。
そういった意味ではこの後紹介するデロンギのコーヒーメーカーはこのあたり全てあらかじめやっておけるのでお勧めになります。
メリット
コーヒーが出来上がった後に30分の保温タイマーが付いてるのが地味に嬉しいいです。
30分程度なら味が変わることもあまりないのでアツアツのコーヒーがいつでも味わえるのはメリットでしょう。
デメリット
ミルがプロペラ式というのがデメリットだと思いますl。
大きく分けてコーヒーメーカーのミルっていうのは3種類あります。
- プロペラ式
- 臼式
- コーン式
この違いで豆が均一に引けるかどうかというのが変わってくるんです。
プロペラ式というのは一番下の方式にはなってしまっていて家庭用ミキサーと同じ方式で、高速でプロペラカッターが回転して豆を引きます。
熱でちょっと香りが飛んだり豆自体も均一に挽きづらく雑味が出やすいというデメリットあります。
こだわりがある方はデロンギの高温式とかツインバードの薄式全自動コーヒーメーカーあたりがおすすめ。
価格がツインバードで4万円弱、デロンギラだと5万円を超えてくるので、結局手頃なパナソニックのコーヒーメーカーに落ち着くのかなと感じてます。
しかし、相当こだわりがある人以外気にならないほどの雑味です。
普通に美味しい出来立てコーヒーは楽しめます。
おすすめの人
- 手頃な価格で全自動コーヒーメーカーを使いたという方
- 家族で1台全自動のコーヒーメーカーが欲しいという方
- 保温機能のあるコーヒーメーカーが欲しい方
口コミ
ポジティブな意見としてはこちらのコーヒーメーカーシリーズとしてもう10年以上前から続いてるモデルということで前モデルを使っていて今回壊れたから買い替えで同じものを選択するという方が多い印象でした。
実際に10年以上使ってて壊れたという方も多くいらっしゃったので、口コミから感じた印象として壊れにくい安定感のある商品です。
ネガティブな意見としてはやはり音がかなりうるさいので人によっては朝使う際は保温バッグを上からかぶせて防音のために使ってるという強者口コミや、夜は粉を使ってコーヒーを入れているという声がありました。
【おすすめのコーヒーメーカー4】全自動エスプレッソ式デロンギマグニフィカSecam23120BN
Amazonのカスタマー評価
星4.6
参考価格9万4000円
最後に満をじして紹介するのは全自動コーヒーメーカーの王様デロンギのコーヒーメーカーです。
評価が高い理由
驚異のamazonカスタマー評価星4.6!
なんでこんなに評価が高いかというとデロンギの全自動コーヒーメーカーはスピーディに飲みたいという生産性の部分とコーヒーの味を自分なりに楽しみたいという意味での丁寧な暮らしの部分の両立ができる唯一の選択肢だからでしょう。
デロンギのコーヒーメーカーというのは抽出の早いエスプレッソ方式を採用した全自動コーヒーメーカーなので一杯あたりの抽出速度が早いです。
手っ取り早く飲みたいっていう方にまずおすすめできます。
デロンギは商品ラインナップが幅広く6万円ぐらいから最大で30万円ぐらいまであります。
高いグレードは自動でミルクが作れるミルクフォーマーがついてたり、選べるコーヒーメニューが増えたりします。
基本的に中に入っている豆を挽くミルの部分の性能は上位モデルでも変わらないのでシンプルに豆から挽いた高品質なコーヒーを飲みたいという方にダントツで売れてる人気モデルがこちらです。
メリット
味変できる楽しみがあります。
コーヒー豆って一袋を買うと20杯から25杯ぐらい作れるんで同じ味だと飽きたりするんですけど、デロンギのコーヒーメーカーは豆の挽き方を7段階で設定できるというのと、エスプレッソを入れるのか、ドリップ的なやり方をするのか選べるんです。
選択肢がかなり多くて色々試していくうちに自分なりの好みを発見できます。
他にも利便性というところでコーヒー豆のゴミ捨てがとても簡単な構造になっています。
これが本当にデロンギだけなんですけど、挽き終わったコーヒー豆を勝手に貯めてくれる機能があるんです。
毎日飲んだとしても2週間に1回ゴミをポイするだけでOK。
他の商品と比べて異次元レベルで楽です。
これが決め手で買うという方は相当いらっしゃると思います。
ちなみにこれ以外のものを選ぶと必ず捨てるものとか洗うものが発生します。
カプセル式ならカプセルを捨てなきゃいけないですし、ドリップ式ならペーパーフィルターを捨てる必要があるという具合です。
あとはランニングコスト的にも非常に良いです。
例えばスタバのハウスブレンドという豆だと250Gで1320円で25杯程度入れられるので、豆代だけで見れば1杯53円程度で入れられます。
お店で注文すると380円するので約6分の1以下の値段になります。
おすすめのユーザー
- 挽きたてのコーヒーを1杯ずつ必要な時に必要な分だけ手軽に飲みたいという方
- 一つの豆からいろんなコーヒーの味を楽しみたい方
- ご自身の生活の質を上げて生産性を上げていく自己投資としてのコーヒーメーカーの購入を考えられている方
口コミ
ポジティブな意見としてはドルチェグストを買ったけどランニングコストと味で満足できなくてこちらを購入し直したら大満足だった。
お手入れが簡単だから一杯だけコーヒーを入れるのに躊躇することがなくなりました。
というような気軽に使えるということに対するポジティブな意見が多かったです。
コーヒーメーカーの買い時
コーヒーメーカーはだいたい9月頃に新製品が発売されて12月から2月にかけて売れる商品です。
時期を外して7月8月頃がお買い得な時期かなとは思うんですが、コーヒーメーカーは冷蔵庫や洗濯機みたいにモデルチェンジの時期で価格が発売日の6割ぐらいまで下がるとか、毎年モデルチェンジするという規則性もありません。
基本的には自分へのご褒美とか自分が欲しいと思った時に買ってしまって問題ないです。
実際、新型に切り替わったことで革新的な変更がある事もほとんどないので基本的に型落ちが存在するなら型落ちでも大丈夫でしょう。
まとめ
おすすめのコーヒーメーカーを4つご紹介しました。
何を重視して選ぶのか今一度考えていただくといいかなと思います。
値段が安いからドリップ式を選ぶと手間が大変で使わなくなる可能性がありますし、お手軽だからといってドルチェグストを買うとランニングコストが高くて使わなくなるとか。
人によって大切に思うポイントは違うと思うのでこのあたりは少し考えてから購入してみてください。